フランスでは飼い犬として、だいたい耳の中にタトゥーか背中にICチップを埋めて個体登録をします。
最近はICチップが主流になっています。
ポン太もパリのブリーダーさんからうちに来た時には、既に獣医さんでICチップを埋めてもらっていました。
チップは米粒よりも小さく、数字の番号が入っています。
このチップは専用の読み取り機で認識可能で、そこに刻まれた数字を照会すると、登録者(飼い主情報)がわかるようになっています。
迷子になった時、捕獲された時、万が一盗まれた時に、自分の犬だと証明する事ができます。

Puce(マイクロチップ)されているという登録証明書。
ブリーダーさんの名義になっているので、変更手続き中です。
日本ではあまりまだ導入されてないのでしょうか?
犬を飼う際に義務付けするようになれば、捨て犬、飼育放棄などが減ると思うのですが・・・。
(誰が棄てたかわかるようになるしね。)
さて、もうひとつ、フランスでワンを飼う人が必ずもっているのが

犬の健康手帳。

獣医さんでのワクチン履歴、その他治療履歴がこの手帳の中に記載されます。
旅行の時等もこれを持参しておくと安心です。
このページはワクチン履歴のページ。
フランスでは、だいたいワクチンは生後2か月でブリーダーの手を離れる時(母犬の免疫が切れる時)に1回、その1カ月後に2回目を終えて、お散歩OKとなります。
それ以降は1年に1回です。
獣医さんはだいたい1回目と2回目のワクチンの間に、散歩開始してOKと言います。
2~3ヶ月は社会化する大事な時期だから、よっぽど汚い場所は避けて外に出しなさい、と。
うちは相方が小型犬が初めてで、あまりの小ささにビビッていたので、2回目のワクチンが終わるまでは、地面に下ろさない抱っこ散歩でしたが、だいたいはもう少し早く散歩させているようです。
そのほか、フランスでは狂犬病のワクチンは義務ではありません。
いくつかの条件の犬が狂犬病ワクチンを行う必要があります。
(ex:外国へ行く、等)
そうそう、日本に犬を連れて行くには、様々な書類とワクチン証明が検疫で必要です。
全て入手するには、半年前ぐらいから準備を開始しないといけないみたいです。
狂犬病ワクチンもそのひとつで、半年かけて2回接種して、その後血液検査の証明証まで取って持っていかないといけません。
たとえば、来月急に日本に永久帰国・・・となっても、まだポン太は生後5ヶ月に満たない、狂犬病ワクチンも終了していませんから、連れて帰れないわけです。
色々大変ですが、しっかり調べて対策しておかねば、と思ってます。
フランスの犬事情でした。
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ゆみんぐ
どんなのかなぁ。
絵?文字?
ココはチップが入ってます♪
最近日本でも入ってるわんちゃんいっぱいるよー。
犬の健康手帳は病院によってもらえるみたい。
ココのかかりつけではパピーの間だけ記入してくれました。
ちゃんと健康管理したいねー☆
ぽち!